ルノアールという画家
印象派として知られるピエール・オーギュスト・ルノアールは人物を多く描くことでも有名。特に裸婦を描くことが多かった。ただし1880年前半頃には印象派の光の使い方に頼る技法に疑問を感じる事が多くなったのか、ルノアールの画には暗く冷たい、印象派らしからぬものが多くなっている。
ピエール・オーギュスト・ルノアールという名前は「ルノワール」と表記されることも多い。どちらかというと、「ルノアール」といった場合は同名の喫茶店チェーンを指すことが多いようだ。しかし、どちらかが間違いということはなく、ネット検索でどちらを打ち込んでも問題なく画家に関する情報が見られる。
ピエール・オーギュスト・ルノアールはフランス中南部のリモージュで生まれた。3歳の時、一家でパリに移住し、13歳で磁器の絵付職人となる。しかし、当時のフランスでは産業革命、機械化の影響で、伝統的な磁器絵付けの仕事は減少していた。このため職人としての仕事を失うこととなったルノアールは画家を目指した。
ピエール・オーギュスト・ルノアールとその息子で映画監督であるジャン・ルノアールは、日本でも有名な親子である。二人の功績をまとめて紹介するというような展覧会も実施されている。偉大な父親は知っていても、息子の映画を観たことのある人は少ないだろう。こうした機会に観てもいいだろう。
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